ヨガで使う言葉 アサナ/アーサナについて追記
アサナ/アーサナはヨガのポーズのこと。サンスクリット語でのポーズ名を使っている教室では、タダー(アー)サナ、トリコナ(ア)ーサナなど、元々日本語と発音が違うので微妙に言い方に違いはありますが、見たり聞いたりした事があるでしょう。
現代のヨガ教室と言えば、主にアサナを練習する場ですね。
ヨガには
ヨガの実修の八の段階や、柱と言われている『八支則(はっしそく)』なるものがあります。
実は「アサナ」はその三番目にあたります。
1、ヤマ(禁戒)
2、ニヤマ(勧戒)
3、アサナ(坐法)
4、プラーナーヤマ(呼吸法)
5、プラティアーハラ(制感)
6、ダーラナー(集中)
7、ディアーナ(ディヤナ)(瞑想)
8、サマディ(三昧)
本来ヨガはこれら全てを学び、実践していくものですが、相当に大変な事です。
アサナ(ポーズ)は、ヨガを学び始めるにはわかりやすく、そのうえ心身への効果も感じやすいという事で、健康法として広まってきました。
上記の八支則を見るとなんとなく「アサナはただのストレッチやエクササイズじゃない」ということに気がつきますね。自分の身体の声を聞き、自分の身体を制御する術を模索し、自分の身体の限界を受け入れ、可能性に挑戦していくその過程の中で心の動き、心の癖など自分の内面への気づきへと繋がっていくのです。