紅葉を拾いました。変化すること

こんにちは。志野です。

今朝、台風が過ぎた後、どこから飛んで来たのか、真っ赤な葉っぱを拾いました。すぐに思い出したのは、「葉っぱのフレディ」です。

有名な絵本ですが、一応こんなお話しです。

春、夏を楽しく過ごし、同じ木の同じ枝に生まれてもそれぞれが違う形大きさである事に気づき、秋には紅葉してどれ一つとして同じ色にはならないのは、経験する事が違うからだと知っていくフレディは、やがて冬になって物知りの友人ダニエルに枝から引っ越してみんないなくなると知らされ、死ぬのがこわいよと言います。

私は、それに対するダニエルの答えがとても好きです。

まだ経験した事がないことは怖いと思うもの。けれど世界は変化し続けているんだよ。変化しないものはなにもない。きみは、春から夏になる時怖かったかい?紅葉してゆく時、こわくなかったろう?死ぬことも変化することのひとつなんだよ。

こんな風に言われて、フレディは怖くなくなります。雪の上に舞い降りたフレディは眠りについた後土にとけ込んで木を育てる力に変化していきます。

この絵本では、それぞれが違ってそれで良いこと、仕事をする事のよろこび、物質は変化し続けていく事、そんな大切な事が優しくあたたかく綴られています。

とてもヨガ的なお話しだと思うのです。ご存じない方、是非、ご一読下さい。

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