そのイライラは、どこから来るの?②

猫背伸び 前回、イライラは、執着することから来るという話しをご紹介しました。

執着って厄介で、執着している事に気がつかない事がほとんどです。

前回「結果に執着すること」を例にあげました。https://yoga-lifemaker.com/mind-philosophy ‎

ヨガインストラクターの講習を受けていたとき、最後の方で私は先生に「人の名前を覚えるのが苦手で、生徒さんたちの名前をちゃんと覚えられるか心配」と言ったら、先生は笑って「まだ生徒をもってないよね?まだ起っていないこと、自分でコントロール出来ないことに執着してもしかたないよね?」とおっしゃいました。「あ、これも執着か!」と、ビックリと同時に恥ずかしく思った事があります。

「執着」というと、なんか、オドロオドロしい感情に思えるのですが、「こだわり」と、言い換えると、分かりやすい気がします。それにしても、「生徒が誰も来ないんじゃないかと心配する前に、たくさんの生徒の名前が覚えられないんじゃないかと心配した」当時の私は、ずいぶん、かなり、楽天家です(笑)。

とは言え、ちょっと先の事が心配なこと、よくあります。しかたないじゃ〜ん!と正直思いますが、心配し過ぎは辛い。そこで・・・まだ起ってない事への心配(執着)は、ざっくり大きく分けて2つあります。

1、自分でコントロールできないこと(これは、現在系でも言えます)

一番の例は、お天気、自然災害。あと、他人のスケジュールや思惑(これは、働きかけなどで多少変えれるかもですが、結果的にはコントロール不可能ですね)。自分でコントロール出来ないんだから、心配したり、イライラしたりしても自分が辛いだけ。「どーせ自分にはどうにもできないんだから心配するだけ無駄じゃん。余計な消耗はやめよう」と、自分に言い聞かせてみて下さい。少しは、心が軽くなるかも!なるかどうかは、あなた次第(笑)!なぜなら、私には、あなたの心はコントロールできないからです。

2、試験、仕事の目標など、結果に向かって自分が何かアプローチ出来る場合

その時に、自分にできる事、準備や努力を最大限にやりきって下さい。もうこれ以上どうしようもないってとこまでです。その上で、さらに結果に執着しないこと。大抵やりきると、結果に執着しなくなってきます。その時の自分の限界や、今の自分の実力が理解できて来るからです。ハンパに頑張ると、「もっとやれば、もっとできるはず」という「たられば」な妄想が入って来てしまいます。「やればできるこ」は、やらなければ、できない子なんです。スポーツ選手がよく、「戦う相手は自分です」と言うのはこれと同じじゃないかと思うんですが・・・

イラっとしたとき、心配でしょうがないとき、「これは本当にイラッとするべき事なのか、心配するべき事なのか」と、ちょっと分析してみて下さい。「これはイラッとしても(心配しても)無駄な事だ。今、無駄な体力使っちゃった」と、一度分かると、だんだんと同じシーンに出くわした時になんとも思わなくなってきます(私の経験ですが・・・)

あなたの心が軽くなりますように

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